タナカ SIG/SAUER P226 レイルドフレーム HW
全長 | 196mm |
重量 | 700g |
装弾数 | 24+1 |
作動方式 | ガスブローバック(マグナブローバック) |
HOP UP | 可変ホップ |
バレル長 | 10cm |
本体価格 | 22050円 |
マガジン価格 | 4800円 |
長所
・HW(Heavy Wait)樹脂採用のためずっしりと重量感がある。
・マグナブローバックシステムを搭載しているため、寒さ、冷えに比較的強い
・鋭く、強いリコイルショック
・さまざまな光学機器を取り付けられる本体下面のレール
・ノーマルバレルと、ロングバレルの選択が可能
・ヴァーチカルマガジンを採用したことによる、ガス漏れの解消
短所
・命中精度が悪く、フライヤー続発の可変ホップ
・マガジン価格が高い
・マガジンが自重で落ちてこない場合がある(ノッカーリリースに引っかかるため。 修正不可)
管理人のハンドガン2代目であり、マルイがいつまでもSIG
P226発売しないのに痺れを切らして、購入したタナカのSIG
P226 RFです。w
タナカから発売している本製品ですが、ブローバックユニットはWestern
Armsの「マグナブローバックシステム」が搭載されていて、撃ち味は非常にWA社製品に近く、また、HWモデルといったこともあり、「ドン」といったなかなか強いリコイルが味わえます。
さらに、マグナブローバックシステムを搭載したことにより、冷えや寒さにも比較的強くなっていて、気温が15度ほどでも連射で全弾撃ちきり後、スライドストップをかけることが出来ます。
ただし、ブローバックユニットの完成度が高いだけに非常に残念なのですが、パッキンの保持がきつすぎてBB弾に強くランダムな回転がかかり、なかなか思うように弾が飛んでくれないので、保持用パッキンに何らかの改良を施す必要があるでしょう。
ですが、保持パッキンさえうまく調整できればなかなか素直な弾道を描いてくれます。(若干Hopがきつめなので0.25g弾の使用をオススメします)
また、タナカ 旧P220シリーズで指摘されていた、マガジンのガス漏れは、新タイプの「ヴァーチカルマガジン」(なんとバルブが垂直に装着されています)を採用することによってほぼ改善されたようで、事実、管理人のマガジンではガス漏れはおこっていません。(マガジン価格が高いのが玉に傷といったところですが・・・)
ただ、マガジンベースから漏れる場合はあるようなので、ガス漏れが発生した場合はマガジンベースを分解しパッキンにグリスをたっぷり盛ってやる(あくまで塗るではなく盛るw)と簡単に改善できます。
概観の方は、非常によく出来ていて、パーティングラインやヒケなどはまったくといっていいほど見当たらず(目立たない部分に多少はありますが・・・w)、スライド、フレームの方もしっとりとした、いかにも「金属」っぽい感じがうまく出ていて雰囲気抜群です。
ただ、概観に関して残念なのがトリガーと、テイクダウンレバーの仕上げで、この部分だけ他のものより艶があり、なんだか浮いて見えるので、気になる人は、再塗装することをオススメします。
操作性のほうは使いやすく、スライドストップ、マグキャッチ、デコッキング、すべて片手で操作することができます。(管理人は握りなおさないとすべてには指が届きませんがw)
サイティングに関しても、フロント、リアサイトともにホワイトが入っていて、サイティングしやすいのですが、リアサイトのホワイトだけ別パーツで再現(白色のプラ棒を圧入してある)してあり、変に浮いて見えます。
また、正ネジのサイレンサーを装着することができるロングバレルもついてきますが、管理人が購入した固体は、白っぽく、粉を吹いたようになっていました。 これがすべての固体に発生するものかどうかは不明ですが、シリコンオイルを含ませたティッシュ等で強くすると、白っぽさが無くなり、色が落ち着いてきます。
マグナブローバックシステムのおかげで、寒さ等にも強く、安定した強いリコイルショックを味わうことができるこの銃ですが、グルーピングの悪さという弱点も併せ持っています。 Hop周りさえ自分で調整できるならば、撃ち味もなかなかいいので、買って損は無い一丁だと思います。
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